今回のインタビューは、2.5期生の矢野智子さんです。
ミュージシャンの矢野さんが、ICに参加して得たものは何なのか、お話を聴かせていただきました。
—ICに参加して何か月でしょうか?
7ヵ月です。
—ICに入る前はどんな状況でしたでしょうか?
ボイストレーニングのスクールをして20年になっているんですけど、 ビジネスのことには以前から興味をもっていて、ちゃんと学びたいと思っていたんですけど、どうしたらいいのか模索をしていた状況です。
—ボイストレーナーになった経緯を教えて下さい。
子供のころからアメリカで音楽をやってみたいという気持ちがありまして、行きたいと願っていたら20年前、たまたま運よく日本の音楽スクールに就職の話がありまして。
就職を兼ねて、単身ロサンゼルスに渡米をしました。
実際にアメリカの音楽スクール行くと全然話が違ったってことがわかって。でも、そのスクールの話があったおかげで、後にボイストレーニングを学ばせてもらった先生に会うことができたんですね。
トレーニングを受ける立場として渡米をしていました、はじめは。
その後、日本のスクールとは縁が切れて、ハリウッドにある学校に通いだしたりしながらもトレーナーの勉強をするっていう形……。
あ、トレーナーになるオファーが来たんですけど、アメリカに行っていたし、なんでもやろうと思っていたので、やってみますということで1年間、ボイストレーナーになるための修行みたいな形でやりました。
その後、晴れて合格となって、ロサンゼルスでお金を頂いてトレーナーとしてレッスンをするという仕事を始めました。
日本人だけじゃなくて、ロサンゼルスならではでいろいろな人種がいるので、アメリカ人、台湾、中国、韓国、スウェーデン、いろいろな人とレッスンをしていて。アメリカに滞在してたのは約8年間ですね。
―渡米されたのが何歳でしたっけ?
20歳です。
―20歳! 若い頃に渡米されたんですね。
日本の社会人、会社勤めしてないですよね。短大卒業して、そのまま行っちゃいましたから。アメリカで車の免許もとったし。
—すごーい!
いえいえ、すごくないです(笑)
日本だと何十万もかかるけどアメリカだと安いんですよ。20ドルくらいで取れますし(笑)。
それも聞いてたので、向こうで取ればいいっていう考えで。
—話は尽きないんですが、語学は日本で勉強されて行かれたんですか?
子供のころに、アメリカ音楽や英語の曲の歌に興味があって聞いてたんですね。
で、英語が好きっていうのもあって英語科の短大に行っていました。英語が話せるようになりたいと思っていました。
英会話は高校から習ってたんですけど。アメリカに行って生活する面はどうにかやっていましたね。
—で、ボイストレーナーでアメリカで稼げるようになって。シンガーとしても活動をされていたんですか?
トレーナーになるために行ったわけではないので(笑)。アーティスト活動は同時にやっていました。
仕事はたくさんあってもビジネスとしての方法はダメだと感じていた
—ビジネスとしては、うまく行ってなかったわけじゃないんでしょうけども、ICに入る前ですね。
そうなんですよ。生徒さんを集客するのが大変という状況は、ありがたいことになかったんです。
でも、多いときには1日9人、9回×1時間のレッスンをやったりすると、労働集約的な働き方で、この働き方はだめだと感じていて。
だったら減らしてもいいやと、新規の生徒さんは募集しませんという状況だったんです。今も、実はまだそうなんですけど。
どうしたら、労働集約じゃなく、やりやすい、自分がやりたい、働いていていいなとか、楽しいなと(思えるのか)……。
ま、音楽も歌も好きなんで、教えていればレッスンに夢中になっちゃうんですけど。
単発のお客様がきて、例えば半年来ていなくなったりとか、長い人だと十何年来てくださる方もいらっしゃるし。その先、生徒さんとどう関わっていくのか先が見通せないんですよね。……というところでしたね。
—労働集約的ですね、1日9人っていったらほんとに……(笑)
そう、もう無理ですよ(笑)。
—トレーナーも声を使うわけですから、喉に負担がかかっちゃいますよね?
そうですね。それとともに自分の音楽活動もしてたので、やっぱり半々ですね。この日はレッスンってできればそうだったし。
アーティスト活動だとライブ活動やイベント活動とか行くと外へ行って、地方にも出て演奏活動したりもして、そちらも労働集約ですから(笑)。
すべてがね、身体が資本ですね。
—歌がお好き、音楽がお好きだから、それができちゃってたわけですね?
そうなんですよ。やってきちゃったんですよ、それで。めちゃめちゃなやり方で。
今おっしゃっていただいたように、好きだからそれがエネルギーで。
アーティスト活動では、メジャーアーティストとしても活動をしていたんですけれども、そこでもビジネスはわかっていないわけですよ、そこの人たちも。
そうすると、「このやり方じゃあな」って思いながらも、もう時給何円くらいのことになっちゃいますよね、ほんとに(笑)。それでもやっちゃうという。
日本だと、アーティスト印税とか、作曲家の印税は、アメリカに比べるとすごく低いので、アメリカの人たちが抜擢されたときには、納得しませんものね。
そういうのを経験したところで、CDをプレスをして、ライブ活動をしてそれもビジネスとしてあったんですよね。
そっちも行き詰っていましたし、ボイストレーナーのスクールの方でも行き詰まるっていう感じでしたね。
身をもって感じていました。だめだこれはと。
—ビジネスとして長期的に成り立つようにするにはどうしたらいいんだという思いがあったとうことでしょうか?
そうですね。
ICに入って人との関わりの中で変わり、成長できた
—それでは、ICにはいってビジネスとしての考え方がどのように変わっていったのでしょうか。
そうですねー……。
とにかく、ポーンと入って、自己紹介させていただいただけなのに、皆さん本当に優しいというのか、初めに感じた感覚でしたね。
何をしても受け入れてくれるっていう安心感を初めにいただいて。
商品づくりということで、箭内さんのグルコンに出ていたりとかしていたんですけど、初めの時に、コミュニケーションコストが高いというフィードバックをもらったので……。
まぁこうお話させていただきながらも星野さんにそう感じさせてしまっているところもあるかと思うんですけれども。
―あ、いえ、大丈夫ですよ。
ありがとうございます。そこで、多分箭内さんにさらっと……、言っていただいたと思うんですけど、私そこで腑に落ちた部分もあったので、ちょっとこう、どうしようかなという戸惑いもあったんですよね。その後グルコンにどう入れるのかなっていう。
その後箭内さんのグルコンにどう入れるのかな、と思ってたところで、ちょうど「楽ママ」っていうグループを教えていただいて。実は2人の子どももいるので。
ICのすごいところは水面下で何が起きているかって、全部把握できないくらいいろんなことが行われているんですよね(笑)。
で、私1組なんですけど楽ママっていうグループの存在を知ってですね、運営されている西川さんとお話しを個別でさせていただいたんですよ。それもやっぱり大きかったなぁって思いまして。
―そうだったんですね。
グルコンの受け方とか、女性ならではの考え方や。先に結果を話したり、論理的な話し方とか、なるほどなーって。
お互い話したりできて、自己開示もできたのかなーと思うんですけど、私も安心したのか、その後、そのままで箭内さんのところ、グルコンにも行っちゃえということで。
で、箭内さんもそのまま受け入れてくださっていて。箭内さんとグルコンで話すことで、いい気持ちになるっていうと変ですけど、安心させてくれる、今のお話だけでも違うなぁって思いましたね。
その後商品作りやそういうことの方に行くっていう流れができた感じだったのかもしれません。
―箭内さん、たしかに厳しいことおっしゃいますけどね。でも柔軟に受け入れてくださいますので。厳しいことを言いつつ。
あー、そうですよね。なるほどねー。
そこで「(グルコンに)行かない」ってするよりも、いろいろな人に支えられながら、バウンズして戻るっていうことが、そうやってやれたことがよかったですね、ほんとに。それが自分に勉強になったと思います。
—厳しいことを言われたときに、そこで凹んじゃってすねちゃうと浮上できないので。ICという環境でメンタルを整えてまたのぞむという……、できる環境があるということですよね。
そうですね。
ひょんな事がきっかけで労働集約から抜け出す流れにつながった!
—箭内さんの厳しいフィードバックを受けながら、グルコンに参加されていたわけですけど、どのような変化があったのでしょうか。
そうですね、そのあと箭内さんの曲があって、箭内さんからオファーというか。
私がちょうど動画づくりのご相談をグルコンでしたところ、「じゃあこれで作ってみてもらえませんか?」っていうお話が出て。
それは私もやりたいし、いいね、楽しい! って感じで、箭内さんの曲をアレンジさせてもらうことになったんですよね。
—それって海賊団の……?
そう! にんげん海賊団ですね(笑)
—あ、あれ、いいですね、なんかほんわかして。
やってて楽しかったですね。もう箭内さんのオファーなので、すぐにやんなきゃってことで、2日後に。
―えー!? あ、ほんとに! (笑)
(笑)レッスンとかあったんですけど、もう集中してやっちゃうので、ささっとデモ的につくってみて、箭内さんどうですかって持って行って。
フィードバックとかもらって変えようって思っていたんですよ、ほんとは。でも箭内さんそれでいいってなっちゃったので、なんとなく1発撮りのまま……(笑)。
―そうなんですね?
はい、あがってる部分もあったり、それもいいのかなっていう感じも思ってますね。
—あれは楽譜に落としたんですか?
楽譜に落としましたよ(笑)。
―それも一手間ですね。
でも聞くとほんとにシンプルなので、何小節かだけの繰り返しなんですよね。
—伴奏はピアノだけですか?
私のアレンジはピアノだけでやったんです。
—そういった、曲のことなんかもありつつ、ビジネスのやり方に変化は出てきましたか?
そうなんです、そこからなんですよ、実は! にんげん海賊団をやってから、箭内さんが動画を撮りに来てくださったんですよ。
―あー! あれ、箭内さんが直接撮ったんですね?
そうなんです! 自宅スタジオに来ていただいて。それだけでもうビックリですよ。
―ビックリですね。
結局3時間くらい丸まる使っていただいて。
その前にグルコンで打ち合わせをしていたんですけど、私はこういうイメージ、とか。
でもやっていくうちに箭内さんの方でもインスピレーションが出てきてくださって、ああいうふうになっていったって感じですかね。よくわからないまま、お任せで撮ったんです。
ちょうどそのときに既存の生徒さん達にインタビューをしだしていたんですね。インタビューっていうのは……
―お客様の声?
はい。もちろん、もう長いレッスン、10年近くされてた生徒さんもいらっしゃるので、改めて、今自分の歌に対して点数をつけると何点ですか? っていうニーズを引き出すインタビューを全員にしてたんです。
それは、そのころレッスンの値上げをしておりまして、単発のレッスンだったんですけど、より生徒さんに合う、その人に合わせたものにできないかなって、思ってたんですよね。で、ちょうどインタビューをしてたときで。
そのインタビューの時に、もし私が動画を撮影するとしたら、どういう曲を歌ってほしいのか生徒さんに聞いていたんです。
その内容を元にしながら、動画を作ってたって感じですかね。
で、その動画を作っていただいたら、―ちょうどそのあとコンサートの予定とかもあったんですけど―、それをちょっとフェイスブックの広告に出してみたんですよ。
せっかくすぐに動画を創ってくださって、こんな立派なのできたと思ってたので、出したらどういう反応があるのかなと思って、試しに1日だけ。
そしたらそこで、「体験レッスンできないんですか」って連絡がきたんです。1日だけなのに。
―すごい。効果が出たんですね。
すごいですよね。私もびっくりしたんですけど、箭内さんにも報告して。
その方には、それなら体験レッスンしますよ、って返信して、日程を決めてたんですね。
で、その前に9月にコンサートがあって、コンサートにもフェイスブックの広告から来た方もいらしたんですね。
毎回、コンサートは年に2回とか大きいホールでやったりしてたんですけど、今ちょうどコンサート2回目もつくってるから忙しいからどうかなーと思って、それ(商品のオファー)をするかどうかも含めて箭内さんに相談をしたんですが、「自分がやりたいということからブレなければ、すべてに意味がある」ってフィードバックをいただいて。
じゃあやろうということでやったんです。
って言った2人がですね、実は、いまバックエンドを買うというところまで来たんです。
そのフェイスブックの広告からコンサートに来て、実はそのコンサートで「ワークショックやります」ってアナウンス入れてたんですね。で、それに申し込まれてて。
で、10月22日にワークショップに来て、成約するってとこまで、流れがきました。
—おめでとうございます。その成約っていうのは1年間の契約?
そうです、そうです。
—予定では、年間契約を何人くらいとればビジネスとして成り立つんですか?
その契約、プログラムも1年間で30回のプライベート(レッスン)も入れているので、労働集約なんですよ、まだ。
―なるほど。
なので限定3名です。どうしても既存の生徒さんもいらっしゃるので、そこに毎週のレッスンを入れようとしてるんですよね、その人達の。そうすると人数も決められてくるので。
今後この3人で考えているのは、コンテンツ作りをして、より労働集約じゃなくできるところはそうさせたいな、コンテンツ化させられるものならば、と考えています。
―まだまだ発展の余地があるということで。
そうですね。
―いまは、新規の生徒さんは受け付けてらっしゃらないんですね?
抱えてる生徒さんは引き続きレッスンをするけども、新規を取らずに年間契約の方にシフトしつつ、労働集約じゃない仕組みをつくっていく……。
そうなんです、そうなんです。途中の段階なんです。
既存の生徒さんも5月に値上げをするいうのを2月に発表してたんですね。
そうすると、私がこういう方向性ですというのを示すと、その方向性に合わない方はやめられたりして……。
その分空き時間ができてというのもあったりして、その分値上げをすることでやっぱり時間ができたということもあるんでしょうね。
—それはペルソナを絞っていく過程というと捉えてよろしいんですね?
そうですね。
—ご自身にあったお客さんだけを相手にしてということですね?
はい。
歴史あるボイストレーニングを伝えるべき人に伝えていきたい
日本に帰国をして15年ぐらい経つんですけれども、日本に帰ってきた時には、この方法(ボイストレーニング)は、すべての皆さんに伝えたいと思っちゃってるんですよね。
でもそれだと完全な労働集約で、値段もそんなに高くなくてってなっちゃうと、まず本当に伝えたい人に、ちゃんと伝えていくことができるのがいいなとは思っています。
—この方法というのは、特別なボイストレーニングというのがあるということですか?
そうですね。ボイストレーニング自体は、ちまたにはたくさんあると思うんですれども、私達が伝えているのは実は400年も歴史があって、昔のものをちゃんと伝えようというのがあって。
それは結局は、人間の体の仕組みを理解していくっていう本当にシンプルなものなんです。
なので、ノウハウ的な、割り箸を使うみたいな、よくわからないですけれどそんな方法もあると思うんですけれども、そういうものに比べるとたぶん本質をついているのかなって思うんですよね。
結構いろいろなところでトレーニングを受けてきて、迷ってらっしゃる方とかもいらっしゃるんですけれども、そういう方がきても腑に落ちていく感じがあると思うので、そういう意味での特別であるっていうのは感じてますね。
—400年の歴史というとアメリカではないので、発祥は……日本?
いえいえ、イタリアなんです。
―あ、イタリアなんですね。
そうなんです、クラシックもすべて……。
この世でボイストレーニングの考えが初めて生まれたと言われた1600年代にできたものを、そのまま。
クラシックはクラシックのスタイル、オペラはオペラのスタイルになっていくんですけど……、それぞれ文化によって音楽のスタイルがありますもんね。
それよりも前っていうか、どういう仕組みで人間の声が出ているのかとか、どういう風にして声を加工しているかというものを捉えたものなんですね。
―その辺も興味深いんですけど(笑)
ビジネスをつくる過程でメンタルも改善されていった
—I C に入ってからですね、ともこさん自身は、どんな成長を感じてらっしゃいますか?
実際にこの流れを箭内さんに作っていただいて、実際に対面でセールスをしたっていう実感もあったり、お金をいただくという決済のシステムを作るとこまでやってきたんですけど、実際にビジネスをする中でメンタル的なものも改善されて来てるのかなという感覚があります。
—周りの人との関係性で変わってきたことはありますか?
そうですねー、価値観というかパラダイムというか、自分がこういうものに対してこういう風に感じるんだなとか……。
自分の感情のモニタリングというんですかね、感情がどういう時に激しくなったりとか、色々ありますけど、そのパターンがわかってきたというか、見れるというか。
そこでつらくなく、これでいいんだなとか、肯定しながら進んでいってるという感覚が、より……。
そういうことを勉強していたり、向き合うとかインプットとかしてたりするんですけど、
実際に動きをしてみて、人と対面したり、言われたこととかが、「あ、本当にこうなった」という体験を通して、より実感……、よりよく生きられているという感じがします。
—辛くなることが少なくなったとか?
そうですね。
ありがたいです。自分は行動力がある方だというはわかるし、楽観的な部分があるというのもわかりますし、なのでステージにも出れますし、いろいろな人を見られても別にという感覚もありますし。
音楽という一つの事をずっとやってるっていうのが自信になってるというのかなあ、音楽に対する信頼感というのがあると、アメリカに行っても怖くないという感覚で行けちゃったとか、そういうのもあるんですけれども。
私の転機として、実は父が事故で亡くなったことがあってですね。で、人の命って有限だなあというのをすごく感じて、大きく前の感覚よりも人よりも感謝だったり、人に支えらて生きているという感覚を感じられてきたんですよね、父の死から。
でもそれがありながらも、まだもがいてビジネスに関して、アーティスト活動もそうですし、もうどうやったら集客できるかとか、この方法でいいんだろうかとか、日本に帰ってきてからは、悩みと模索ですよね。
それがいま、やっと模索から少し見えてきたという感覚がありますね。これは、初めてですね。
—初めて?
う〜ん、じゃないかな。ミュージシャンたるもの、自分一人でマネージメントというか、アメリカでもミュージックビジネスとか、学校で学んだりするんですけれども、「本当は学ばなきゃミュージシャンって生きられないよ、みんな」って思いますよね。
もちろんミュージシャンとしては、参入ビジネスっていうところとすればもう全然成り立っていけないんですけれども、でもどうにかして、みんな好きなことだから。
私の周りのミュージシャンたち、例えば、楽器のプレイヤー、ギタリストとかピアニストとかドラマーとかいるんですけど。
頑張って、大変ですけど労働集約でもあるし、それで生きてるっていうか生活してますけれども……。
資本主義やこういう世の中、ビジネスとして、セールス、マーケティングを学ばないと。学んで欲しいなあって思えるようになっちゃいました。
—音楽に対する信頼感で、色々できちゃったっていうことはありますけれども、労働集約的な仕事のやり方、ずっとやってこれちゃうわけですよね?
そう、やってこれちゃうんですよね、ほんとに。
—お金がそんなに多くなくても?
そこが問題ですよね。やれちゃうけど振り返ると、「わー、疲れた」とか。それはなりますよね。
—体力的な限界がいつか来るわけで。
周りの人も……家族も心配して見てますしね。
—全てのミュージシャンはビジネスを学ぶとべきというところですか?
本当に(笑)。
なんでも楽しんでやるという箭内のあり方がそのままICという場所
—ここからは、ICについての印象をお伺いしたいと思います。
IC での箭内さんや他の受講生からのサポート体制、もし他の講座と比べることが可能あれば、対照的なところを教えてほしいんですけれども。
そうですねー。インターネットでということで特別な感じがしますよね。
っていうのは、とにかく水面下で分からないところでいろんな活動をされていて、本当はこれも学びたいこれも学びたいというのがいっぱいあるなぁって。
そこに自分に飛び込めば、そこはサポートされているというような体制になっていると思いますよね。それはほんと、皆さんのおかげですよねー。
—このインタビュー聞いてくださる方に補足しますと、ICの中で全体のチャット以外にも、グループチャットというのがいろいろありまして、受講生の方たちが自主的に作ったいろいろなチャットがあるわけですね。
さっきおっしゃってた「楽ママ部」というママが集まったチャットとか、心理学に特化したチャットもいくつかありますし、部活動みたいなものもありますし。
全部が活発に活動しているわけではないんですけれども、そういえば、スピリチュアルに特化した「スピ部」っていうのもあったりして。
外からは見えないわけですよね。そういう意味で水面下という意味ですよね。
行こうと思えば行けるし、学ぼうと思えば学べる状況ということをおっしゃっていただいたということでよろしいでしょうかね?
はい。
—ICの雰囲気としてはどんな風にとらえていらっしゃいますか?
雰囲気は、そうですねー、ほんと皆さん優しい、安心安全だと感じさせてもらえる。
その雰囲気は、例えばチャットワークを使ってますけれども、箭内さんの雰囲気がそのようにさせていると思うんですけれども、感情や気持ちを表しましょうってことで、こう、ニコニコマークとか絵がありますよね。
―エモーショナルアイコンですね。ハートマークとか。
はい、それがもう、いっぱいと言うか一個二個じゃなくて、何十個ってよく打ってくれてるというか(笑)。
それ、視覚で見るっていう……アイコンによって伝わる感情が面白いですね。モニターから「わーっ」てパワーを感じますよね。初めて見たとき、わー楽しそうって思いましたよ。
—ともこさんはICに入るときに迷われたりしましたか?
迷ってないです(笑)
—であれば、もし迷う人がいるとしたらどんなふうに声を掛けますか?
そうですねー。自分が、どういう風になりたいか、得たい結果は何かというのを意識すると、迷うっていうことから少し変わってくるという感じはしますけどね。
どうなりたいのか、意識を持ってぜひ入ってほしいと思いますし、あんまりこう、どうなんだろうと……今から入る人は多分そういうふうには、あまり言わないと思うんですけど。
自分でこうなりたいんだという意識を持って入るというところが、その人にとっての成果も上がるだろうし、意思を持っての行動に移るって気もしますし。
—なんとなく入るんじゃなくて、自分がどうなりたいのかというのを考えると、入るかどうかの判断も自ずとつくでしょうと。そういうことでしょうか?
はい。
—何か最後にお話ししたいことはありますか?
実は、IC に入る前に箭内さんに対面で会う機会があったんですね。それは個人であった訳ではなくて、たまたま、たくさんの人の中で、近くにいた方で。
で、そこでの周りの方と関わってるのを見て、ま、人とののやりとりっていうんですかね。箭内さんの対応の仕方とか、話し方とか。
あ、私にも話してくださったりしたんですよ。「ラッパーで歌を歌うんですけど」みたいに話してくださって。
私なにも知らないし。で、「あ、そうなんですかー!」って。あのまま。頭もあの感じでいらしたんですけど(笑)。
でも、その周りの方との対応とかの印象で、そこから好感が持てましたね。
それで徐々に時間が経てば箭内さんってこんな人だって分かってくるじゃないですか。
で、何かの話をされた時に、すべて楽しんでいくとか、楽しんでやっていくというところにフォーカスしているんですって言うことを話されてたことがあって。
話し方も、うわーっていうくらいに熱い……口だけではなく体験されてきたことで、そういう風に強く感じているんだなと感じたんですね。私まだ、背景もなにも知らなかったんですけど。
で、感じたんですよ。この人すごい人かもとかと思っちゃって(笑)。
このICの中に入ってくると、やっぱり「コミュニケーションがすごい人」って言われてるし、納得だなと思うんですけど、多分ちょっと触れるだけでも、そんなふうに感じさせてくれる方なんじゃないかなって思ってます。
箭内さんのあり方が、そのままICという場所なんじゃかなって思います。すごい素晴らしいなって思ってますね。
ICに入り、労働集約的でないビジネスの形に移行中という矢野さんは、ビジネスを構築すると同時にメンタルも改善されたとのことでした。
ICには、ビジネス初心者はもちろん、すでに活躍されている方も、今よりもっと良い形で成功しやすい環境が整っています。
労働力に依存する働き方から脱却したいと思っている方は、ぜひICでマーケティングを学び、知識集約型に変わりませんか?