今回はICで精力的に活動しながら産業カウンセラーの資格を取得した坂本あゆみさんにお話をうかがいました。
坂本さんは、ICに入ってから産業カウンセラーの資格を取得しました。
現在インターンとして実際にカウンセリングを提供するかたわら、IC内では毎日のように作業会を主催しています。
コツコツと起業に向けて歩みを進めており、他の受講生にも良い影響が広がっています。
そんな坂本さんですが、ICに入る前は自分を否定する感覚が強く仕事上でのストレスを抱えつつ苦しんでいた時期もあったということです。
-あゆみさんとお呼びしても大丈夫ですか?
おねがいします。
-ICに入ってどれくらい経ったんですか?
一昨年の11月からなので、ちょうど一年半くらいです。
-その前から今のお仕事は継続してらっしゃるのですか?
今は派遣で某ガス会社のコールセンターに勤めていて、それが3年目です。
ICに入る前からこの仕事はしていました。
-ICに入ったきっかけは?
ちょうどそのころ、カウンセラーに興味があって産業カウンセラー養成講座に入って勉強を始めたところでした。
ICに入る前は相馬さんの「お金の心理学」という講座を受けていたのですが、それが終わって、「このあとどうしようかな?」と思っていたところ、相馬さんのメルマガで配信された、箭内さんのインタビューを見たのがきっかけです。
インターネット・カウンセラーというコンセプトに興味を持ってICに入りました。
他には無いICの特長
-相馬さんとの講座と箭内さんの違いは?
相馬さんの講座は、相馬さんによるリアルでのセミナーを月1回やっていて、それと、週報を提出するSNSがあって、あとは、各自で勉強会とかビジネスのセミナーとか試みとかいろいろやっていたんですけれども、相馬さん自身が具体的に受講生のコンテンツの作成に関わるとか、そういったことはなかったんですね。
なので、まず箭内さんがとても具体的にコンテンツ作成をサポートするという点で異なっています。
あとは箭内さん自身がチャットやセミナーで積極的に関わってくださるというところが一番違うところですね。
-悩みがあったからというよりは、次にどういう勉強をしようか、という感じだったんですね?
そうですね。相馬さんの講座で、悩みとしては大分解消されていた感じでした。
それ以前、私は15年勤めた医療機関で医療事務をずっとやっていたんですけれども、そこをストレスで辞めた頃から相馬さんのメルマガを読んでいました。
その頃は、起業についてはそれほど考えていたわけではないんだけれども、自分らしく仕事ができるとか、そういうメンタルの部分も教えてくれると思って、相馬さんの講座に入りました。その結果、メンタルが良くなったように感じています。
その間に自分のやりたいことはなんなんだろうといろいろ考えて、カウンセラーっていうのもありだな、ということで産業カウンセラー養成講座に通い始めた、というところで、相馬さんの一年間の講座が終わったんです。
そして、この後どうしようっていうことで、メンタルをもっと上げたい、というのもありましたけど、あとはカウンセラーとして食べていくためにはどうしたらいいだろう、と思っていたところ、ICの募集があったんです。
カウンセラーが集まって、オンラインでカウンセリングやセミナーとかそういったことが練習できる環境がある、というのにすごく惹かれて入りました。
自主・自由がICの気風
-カウンセラーの人がいっぱいこんなに集まっている所はそんなにないですよね?
そうですね。
私にとってこの講座は、相馬さんのに続いて二つ目なので、私もそんなに他のセミナーとか講座とか詳しいわけではないのですが、こんなに色々なことが自由にできるっていうのはなかなかないんじゃないかなと思っています。
学会などで大勢が一年に一回集まって意見交換するような機会や、あとは例えば、コーチングしてるいる人はコーチばっかり、カウンセラーでも認知行動療法やっている人だったら認知行動療法の勉強会や集まりってあると思うんですけど。
インターネットでなんかやってやろうという雑多な集まりってあまり無いんじゃないですかね?
-相談業ということに一応括りはあるけれど、あとはもう異業種というか、いっぱいいますよね。
そういう意味で言うと本当に面白いですよね。
-本当、色んな人と知り合えるっていうのがまず楽しいです。
しかも、入って驚いたんですが、何かやるごとにいちいちお金を支払うんじゃなくて、プロの人たちが技術を交換し合うみたいな。
これって本当にありがたいなって思います。セミナーを開催するときとかも、結構みんなぶっつけ本番みたいじゃないですか。
そうですね。半分練習の場っていう感じはありますよね。
-相馬さんのところでは、こういうセミナーの練習とかはなかったんですか?
ないですね。
勉強会とかは、相馬さんのところはビジネスで結果出しているコンサルの人とか、そういう人も多くて、そういう人たちが相馬さんの代わりにビジネスお悩みコンサルをするとか、そういうのはありましたけど。
-ICは受講生が自主的にできる、というのが違うんですね。
そうですね。
なんか自由だなっていうのは感じています。
資格を取っても食べていけない現実
-産業カウンセラーの資格の勉強は今もされているんですか?
そうですね、今は産業カウンセラーの初級の講座に受かった段階です。
ただ、それだけで仕事に結びつくという資格ではないので、自分で活動していかないといけなくて。
だから、そういったこともあってICに入ったというのもあるんですけど、なにぶん、勉強不足というのは感じていたのでそれ以外にも傾聴を教えてくれている先生のところに月2回通っています。
あとは産業カウンセラー協会でやっている電話相談の事業があるので、その電話相談のインターンで月に1回仕事をやっています。
-それって、コールセンターのお仕事と無関係ではないというか電話が得意じゃないとできない感じがしますよね?
そうですね。
でも私、電話にこだわったわけではないんです。
コールセンターのお仕事も電話が得意というよりは他のパソコンのスキルとか低いから。別にエクセルとかできなくてもいいし、必要最低限決まった端末に入力できればいいし、とか思ってとりあえず入ってしまったという感じです。
また、電話相談員の仕事も、対面の相談の仕事とかもいろいろ募集があったのですが、時期的なものもあってたまたま募集要項を見て、ああ、電話相談の仕事やってみようかなっていう感じで応募しました。
それで、初級の養成講座があって、それに受かったらインターンで一年やって、また研修積んで試験受けてそれから正式採用っていう感じです。
-難しいんですね。
そうですね、難しいというか、初級の養成講座だけだと実力的にも全然まだついてないし、世間的にカウンセラーとして認知されるには、それだけだと仕事もらえる状況にないので、いろんな研鑽を積んでいかなきゃいけないという感じですね。
-産業カウンセラーの資格取った時点で「私はカウンセリングできますよ」みたいな感じになるんだと思ったんですけど、それはちょっと甘いんですね。
そうですね、それでやってやろう、という人もいるんでしょうけど、私としてはやっとまだやっと入り口に立ったという感じです。
-そのインターンも終了して、相談員として採用されたらどうなりますか?
インターンは報酬が出なくて、交通費だけはもらえるんですけど、晴れて正式になったら、報酬が出るようになります。
でも、その仕事も月に1回か2回とか。
そういう状況なので、みなさん掛け持ちされたりとか、会社員しながらとかそういう風にやっていて、それだけで食べていけはしないですね。
-交通費ということはどこかに出かけて、お家ではなくて……?
一応産業カウンセラーの協会が用意している小部屋がありまして、その小部屋で電話を待っている、っていう感じですね。
-そうなんですね。
ICに入ってからの変化
-ICに入る前と、入った後ではご自分でどんな違いがありますか?
私がICに入ったのは、1期の中では遅い方だったんですね。
今の2期生と2.5期生ほどは離れていないけれど、割と遅く入ったので、入った時には既にチャットが大変にぎわっておりまして、みんな1期生のはずなのに、なんでこんなにたくさんセミナーやってんだろうって、半分ついていけていない感覚がありました。
なので、まあ徐々についていけるようになったっていう感じです。
私はまだ、自分で具体的に起業してビジネスやってます、という感じではないので、入る前と後で、表だった変化というわけではないんですけれど、割と失敗を恐れなくなりましたね。
-それは失敗してそれから学べるっていうスタンスがICの中に全面的にあるからですか?
そうですね、それもありますし、あとはビジネスをしようという気でいる人達は割とメンタルが高いので、そういう人達に囲まれているっていうのもありますね。
なので「この場では失敗してもいいんだ」という、まさに安全・安心の場というのはあります。
-失敗する度にフィードバックをもらって改善できますよね。
そうですね。
毎日の作業会でコツコツと前進
-今、毎日作業会やってらっしゃるじゃないですか?
そのことについておうかがいしたいのですが。
Yさんが主宰するグループチャットの方に参加していて、その個人セッションの時に、私が考えていることとして、電話の産業カウンセラー協会での講習があってそれまでに課題を提出しなければいけなかったんです。
それと、お勤めに行っているところでも勉強しなきゃいけないこととかいろいろあって、ちょっとダラダラしてはいられないぞ、という感じだったので、「ICの環境の力を借りて作業会やります」と言ったのがきっかけです。
作業会は、ICコンテンツの作成ではなくて自分の勉強のためなので申し訳ないという気持ちはあるんですが、それ以来、「宣言して勉強する」っていう感じでやっています。
それを、他の人が前向きにとってくださって、励みにしてくださっているようです。
-強制的な場がないとできないことって多いですよねやっぱり。
そうですよね。
-なんか、こういう場があると、自分も入ってみようかな? っていう人もいますよね。
この人毎晩9時からやってるんだ、みたいな、そういう人がいてくれるなら一緒にじゃあ私もっていう。
そんな風に、たまに入って来てくれる人がいるから 、「私頑張ってやらなきゃ」って、私にとっても大きな励みになっています。
-毎日されているのがすごいなあって思うんですよね。
でも、仕事が遅番で帰宅が遅い時とかは、9時だときついので、やらない日もあったりするし、このあいだは9時半からとかした時もありました。
-コンスタントに基本的には9時からやってらっしゃって。
そうですね、なんかその方がこう、自分も規則正しくできるっていうのと、あと、他に参加してみようかなっていう人がいれば時間が決まっている方が参加しやすいでしょうし。
-そうですよね、9時から一緒にやろうとかって考えている。
そういう人がいてくれるといいなって。
-やっぱり強制力があるとサクサク進んみますか?
課題の進み具合はサクサクっていう風にはなかなかいきませんけど、とりあえず自分のけじめっていうんですかね、ついダラダラして「終わっちゃった~、今日もできなかった」とかそういうのは無くなりました。
-それすごくいいですね。
だから本当に、何だったら作業会だけのチャットとかで、24時間みんなで分担して作業会とかやってもいいんじゃないか、ぐらいな。
-すごくエネルギッシュですね。
この時間は私が作業会やりますみたいな感じで。
-でもいいですね、本当にいろんな使い方できますよね、ICって。
そうなんです。多少、私物化しているような感じの使い方だけど、まあ許してくれるだろうと思って。
-今、セミナー応答用チャット3は坂本あゆみさんのチャットになってますよね。
私の記録になっている感じで、半ば私物化してしまっています。
-でもすごいことですよね、続けるってやっぱり。
自分のためにやっているのでそういう風に言われて恐縮です。
あまり気が進まない日もあるけど、宣言している以上、「あれ? 今日はやらないの?」みたいな風に思われないように、という意識が働いて、だから最初は週に2~3回でやろうかなって思っていたんですけどだんだん増えてきたて、気が付いたら毎日やっていたみたいな、そんな感じですね。
-すばらしいですね。
本当に恐縮です。
-私も勤め始めてからは、やっぱり毎日パソコン開くのってやっぱりめんどくさいんですよね正直言って。
そうですよねやっぱり。
-だから何かないと、何か自分に関係があるものがないと、「まいっか、ちょっとスマホでちらっと見て明日返事しようかな?」みたいになったり、それが、あんまり自分が関わる率が低いものだと他の人が返事をするのをズルズルと待ってみたり。
やっぱりチャットを毎日見ないとあっという間にたまって、おっくうになってしまうので、習慣が大切ですよね。
ICではやりたいことをビジネスにできます
-あゆみさんみたいなICの使い方もひとつですが、カウンセラーを目指してないけれどビジネスをやろうという人にとって、ICをうまく使うことはできると思いますか?
カウンセラー以外のインターネットでのビジネスっていうことですよね?
それはできると思います。
例えば、箭内さんの商品セミナー、これは一応インターネットの相談業が前提ですが、当然リアルなビジネスでも使える考え方だと思いますし、ビジネスや商品やセールスの基本的なことが学べます。
そこが分かれば、あとはその人の興味、バックグラウンドを掘り当てていくような作業、これもIC内でできますので、ビジネスのネタが見つかるんじゃないかと思います。
-あゆみさんは産業カウンセラーっていう持ち駒があって入ったわけですが、持ち駒、自分が何ができるか分からないけれど何か起業したいっていう人は入ってからでも探せるということですね?
私も持ち駒と言えるようなものではなかったですね。産業カウンセラーっていうのも、カウンセリングを学ぶなら一番あそこの講座がいいということで選んだだけでした。
ICに入った頃は、私、こんな下手くそで試験に通るのかな? 自分でできるのかな? どうなんだろう? っていう感じで悩んでいました。
ただ、いろんな作業を繰り返して、セミナーにも出て、もともとは仕事のストレスで悩んでいたとかそういうのもあるし、たまたま産業カウンセラーというご縁もあったので、「私は会社員相手のメンタル改善がしたいんだな」という風に、まだ手探りだけど、こんな感じかな? ってたどり着いた感じ。
本当にこれがやりたい、ってはっきりあった訳ではないですし、だからきっと他の人、なんにもまだないんですっていう人も、入ってみて見つけることができるんじゃないかなって思います。
辛い時期を乗り越えてたどり着いた天職
-仕事のことでストレスがあったっていうことですが、具体的にどんな状況だったんですか?
仕事がそこそこ忙しくて残業が多い職場だったのですが、それに加えて、仕事のプレッシャーが大変だったんです。
どこでも病院とかクリニックは忙しいですけど、最後の方にやっていた仕事は、患者さんから診断書とか証明書とかいろんな書類を預かって、先生に書いてもらってお渡しするっていう仕事で、それが結構プレッシャーだったんですね。
患者さんもすごく必死で「何日までに書類出さないと保険金もらえないんです」とか「いついつ大学病院で診察の予約が取れたので、そこまでに絶対紹介状書いてもらわないと困るんです」といった感じで。
それで先生からも「そんなすぐには無理だよ」みたいなやりとりがあって、間に挟まりつつ、「これ書くのには検査いっぱい受けてもらわなきゃ」とかいろんな状況が重なって、結構神経が疲れてしまったんです。
あとは人間関係でもストレスがありましたね。
一緒に担当しているおじさんが発達障害気味の人で、意思疎通が難しくってケンカになることが毎日だったりとか。
-大変そう。
ただ、今になって振り返ってみると、結構完璧主義とか、自分を責める傾向とかあったなって、もうちょっと「いい加減」だったらもうちょっと楽に仕事できたんじゃないかなって、今になってみれば思いますね。
-そう思えるようになったのは、何かICに入ってから変わられたから、というのはありますか?
そうですね。
メンタルが改善されて完璧主義は和らいできたと思いますし、自分でいろいろ勉強していくと、やっぱり、なんで私、自分のことあんなに責めていたんだろう、かわいそうに、とか本当に思いますね。
-それってすごいですね。
そうなんですよ。
なんか、先生から怒られたり患者さんから怒られたりするのはしょうがないけど、自分がそこで真に受けなくてもよかったのにとか、昔は全部自分のせいと思っちゃっていたんです。
どうやったらうまくできるんだろう、そればっかり考えていて。
自分が頑張っても周りの状況からうまくいかないこともあるよなぁ、っていうような考え方がなかなかできなかったので。
-それは本当につらいですね。
そうですね。
あとは結構そそっかしいので、そこそこケアレスミスっていうのもありましたし、ケアレスミスは今でもときどきやって凹んでいますけど、それでも「自分てどうしてこんなダメなんだろう」とかそこまでは思わなくなりました。
-そうなんですね。
自分で自分を責めると、萎縮しちゃって「またダメだー」っていう繰り返しでさらに輪がかかっちゃうっていうか。
じゃあやっぱり産業カウンセラーになったらそういう思いを持った人たちのサポートをしていきたい、とかそういう感じもあるんですか?
-そうですね、そういうのはありますね。
お仕事している人が自分の思い込みを変えるだけでちょっと楽になれるんだったら本当に、そういう手助けをしたいと思います。
だれだって気持ちよく働きたいと思いますよね。
-そうですね。
ICをぜひお勧めします!
-最後に、箭内さんのサポートを、ICに入ろうかどうか迷っている人に声をかけるとしたら?
ぜひお勧めします、入ってくださいっていう感じ。
本当にビジネスをやりたいっていう人にとっては そういう人たちがいっぱい集まっているっていうところなので、すごく刺激になると思うし役に立つと思います。
まだそこまでいってないんだけど、っていう人も、ICには同じような人もいるし、ホントにいろんな人が集まってきて、オフ会もいっぱいあるし、いろんなチャットとか、いろんなセミナーとかお茶会とか、人と知り合うところもいっぱいあります。
私は、人生でこういうところに参加してみるというのは、本当にいいことだと思うので、いろんな人にぜひお勧めします。
-あゆみさん東京のオフ会は皆勤賞ですよね?
実は、そんなことはないんですよ。
私、最初の頃はオフ会とか行かなかったので……
半年くらい経ってから、東京での、箭内さんがいらっしゃる作業会があって、その時に、なんか私これ逃したら二度といけない気がする、って思いました。そこに行って、やっとICが楽しくなってきたっていう風に感じました。
その時、私東京のとなりの川崎なんですけど、他の人に「今までなんで来なかったの?」って言われて、「いやーなんでっ、て言ってもなかなか……」っていう感じで、飲み会とかあんまり好きな人間じゃないし~、みたいな感じでお茶を濁したんですが。
今になってみればもっと早くオフ会にも参加していればよかったなーとか思いますね。
-そうだったんですね、オフ会の写真にはいつもあゆみさんが写っている印象でした。
オンラインでも仲が良いけど、オフ会で会ってお話しすると、初めて会ったっていう感じがしなくて最初から楽しくお話しできますよね。
-ICはそんなオフ会とか旅行とかもたくさんあって面白いですよね。
すごく楽しいです。
-今日はありがとうございました。
ありがとうございました。
ICではいろいろなコンテンツが準備されています。
商品づくりの段階もメンタル改善の段階も様々な人たちが混然となって活動しているので、環境の利用のしかたも様々ですし、自分のペースで進めます。
ICに入れば、あなたのやりたいことをあなたに合ったやり方・ペースで進めることができますので、ぜひICへいらしてください。