今回はICで活躍中の黒井さんにインタビューを行いました。
黒井さんは物事を論理的に考えるのが得意で、ICメンバーからもよく相談されます。
今では多くのメンバーから頼られる存在の黒井さんですが、ICに入る前は行動できずに思い悩んでいました。
メンタルが弱く起業塾でも行動できなかった
—ICに参加してどのくらい経ちますか?
12月に入ったので、8ヶ月ですか。
—入るきっかけは?
去年、別の起業塾に入ってたんですけれども、そこで結果が出ていない状態だったんですね。
起業塾に入る前から、自分のメンタルの弱さに課題があるっていうのは見えていたんですけれども、どうアプローチすれば改善されるのかっていうのがわからないままだったんですね。
それで、起業塾に入っても、行動が続かないという状態だったんです。
それで、メンタルの改善をどうしようと探していた時に、ICの広告を見つけたんです。
—起業塾に参加されていたということは、起業を考えられてたんですか?
えーっと、形的にはすでに自営業という形で届けをお役所に出してまして。でも全然うまくもいかず軌道にも乗らずっていう状況がずっと続いていたんですね。
—差し支えなければ、起業されたのは何年前ですか?
色々あって前の会社を辞めたのが、2012年です。あまりいい辞め方をしなかったので、次が決まらなかったんですね。
それで、次を見つけるために1年くらい時間かけてもいいやくらいに思ってたんです。
その1年間に、サラリーマンの時には行かなかったセミナーとか勉強会なんかに色々顔を出して、色々きっかけもあってサラリーマンに戻るよりは独立起業しようと思ったのが、4年くらい前です。
—それで、一念発起して自営業になったはいいけれども……っていう感じですかね。
はい、そうですね。
—ジャンルはどんなジャンルを?
対象としていたお客さんはサラリーマンです。その時考えているネタによっては、一個人であったり、会社組織全体であったり、チームリーダー、いわゆる管理職だったり。ちょっと収拾がつかなかったんです。
うつ病になり退職、その後起業をしたものの……
—起業してメンタルの弱さに問題があるのではないかということが明らかになってきたわけですが、ICに入る前はどんな状態だったかというと……
前の職場でいい状態で辞められなかったというのは、勤めている間にうつ病になってしまいまして。会社側としてはとてもいい対応をしてくださったんですけども、私の方で復帰がなかなかうまくできなかったんです。
3ヶ月くらい休職をして、体の方は元気にはなったんですけれども、気持ちの方が全然ついていけない状態だったんですね。
形的には休職だったんですけれども、自主的に会社に出勤して体を慣らしていくっていうリハビリ的なこともしてはいて。でも1週間頑張って行くとその次の週の月曜火曜くらいは休んでしまうというのが続いてしまって。
休む、また自主復帰する、また休んで自主復帰というのを繰り返してしまって。
結局会社側も、制度上これ以上はということになって、会社を辞めまして。
で、会社を辞めたことでプレッシャーは無くなったので、気持ち的な部分は回復してました。でも、実際に自分自身で起業しようと行動し始めても、そこでまたメンタルの弱さが顔を出してきて。なかなか行動が続かないとか、動き始めても止まってしまうという繰り返しになってしまったのが課題でした。
—結構辛い時期が続いてたんですね。
そうですね。うつ病だった時ほどではないんですけど、どうしても気分の波があって、いい時はいいんですけど何かうまく行かないことがあると、どんどん自己否定して悪い方向に落ちてしまって。
—それで、ICに入ったわけですけれども、ICに入ってよかったと思いますか?
もちろんです(笑)。
ICに入って成長できた理由は学びながらメンタルが改善する環境
—ICに入ってどんな成長をしてきたと思いますか?
気分の波ということでいうと、今でも完全に無くなったということはないんですけれども、落ち込んでも上向きの方向に戻りやすくなったりとか、あとはスパンが短くなってきたりですとか。
いい時期が長くなって、悪い時期が比較的短くなってきた感じですね。
自分自身への評価が厳し目なのもあるんですけれども、メンタルは比較的安定してきてるというか。
—環境っていうのは大きいですね。
前の起業塾で繋がっていった人たちは独立起業して動いている人や、自分と同じようにこれから起業しますっていう人がいるような環境で。やっぱり環境は大きい気がしますね。
—なるほど、今までの起業塾でも前向きにやっていく人が多かったということですけれども、ICで成長できているというのは、前の起業塾とどんな違いがあるんでしょうか。
前の起業塾ではメンタルはあんまり取り扱っていなかったんですね。
比較的メンタルは少なめで、行動について具体的なステップを踏んでっていう、そこの部分を重要視していたんですね。
そこの部分は良かったんですけれども、そこでカバーできないのはやっぱりメンタルの部分で。そこで結局つまづいてしまったので。やることはわかっていて目の前にあっても、そこに対して意欲とか気持ちがついて行かなくて。そういうことが多かったですね。
—黒井さん、ICでセミナーなどもしてらっしゃいますよね。その辺のお話をうかがわせていただけますか?
セミナーはですね、色々やってはいるんですね。ただ、いい表現ではないんですが、飽きるというか、これからの自分の商品づくりに大きな比重がかからないものとしてはやらなくなってしまうんですね。
ICに入る前からリアルでセミナーですとか勉強会とかは自分で主催したこともありましたし、他の人からやってみてと声をかけてもらってやったこともあったんですけど、これからの商品に関わりのないものに関しては徐々にやる頻度が少なくなってきましたね。
—では黒井さんのICの中でのセミナーの活用の仕方は、ICの中でご自身の成長というよりは参加者に知識なりノウハウなりを授けるというようなイメージですか?
あー、どちらかというと、私は知識提供はあまり好きじゃないみたいなんですよ。今ちょっと、自分がどんなセミナーやったか探してるんですけど。
—例えばセミナーをするためのセミナーとか?
あ、それは極秘でやってたんですよ。
—極秘だったんですか!(笑)
密かにやっていたつもりで……口コミで広がって、それはそれで嬉しいんですけれども。
—オープンでやられてるのかと思いました。とても好評でしたよね。
—あと、読書の仕方のセミナーですよね、10分で本1冊読むっていう。
あれも目から鱗っていう人が多くて。
そうですね、すごくいい感想をいただいて。どなたかが「時空が歪む」って言ってましたね(笑)。
—黒井さんのセミナーは単純なノウハウではなく、受ける人の成長につながるようなセミナーだと思うんですけれども。
そうですね。
箭内さんもどこかでお話しされていたと思うんですが、知識だけなら動画でいいですよ、と。
事前の知識は動画で見ておいてもらって、セミナーでは実際にワークをやって頭に汗をかいてもらうという。だから私のセミナーは頭に汗をかいてもらって、手を動かしてもらうっていうセミナーですね。
—これから本格的に商品づくりに入っていくと思うんですけど、ICの活用についてどのように考えていらっしゃいますか?
もうすでに他のICメンバーの方はされてるんですけれども、ICの中で自分の商品のペルソナに近い方に呼びかけをして、自分のグループを作っていく。その中で擬似的に講座運営をしながら、メンバーの方はどんなことに悩んでいるのか、それに対して知識の提供になるのかセッションをするのかっていうのをスキルとしてやっていきたいなと思っています。
—そうですよね、ICは講座運営の体験をして、その中でセッションやセミナーをして、お客様の声も集められるという、素晴らしい環境ですよね。
凄まじい環境です(笑)。
—黒井さんがいよいよ本格的に動き出すのは楽しみですね。
他にはない柔軟なサポートと運営疑似体験もICの魅力
—ICでのサポート体制はどうですか?
他のメンバーの方をモニターとして一緒に運営していけるし、セッションの練習にもなる、スキルの習得をここで積み重ねることができるっていうのは、ICに入る前にはイメージとしてなかったけれど、一番欲しかったことですね。
実績ももちろん欲しいけれど、練習する場がない、場数を踏めないっていうのをすごく感じていたので。
でも場数を踏むためにはお客さんに振り向いてもらうための実績がないといけないっていう。鶏が先か卵が先かみたいな(笑)
—そこでグルグルしてしまうというような(笑)
—サポートという意味ではどうですか?
箭内さんのコンサルが半端ないですよね。
他の起業塾系と比べてもおかしいくらいの量なので。
去年通っていた塾でも人数規模が大きかったので、そういうところだと個別コンサルってほとんどないのが普通みたいなんですね。
そこでも個別コンサルはやってくださってはいたんですが、どうしても時間的な部分で制限があったので。
個人でのコンサルとグループコンサル合わせても5回くらいでしたね。
—1年で?!
はい。
それこそICだと1ヶ月の感覚ですよね(笑)。
—下手すると1週間くらいの感覚ですよね(笑)。それでいうと、サポート体制っていうのは本当に雲泥の差なんですね。私はここしか知らないので。
—黒井さんはもうすでに他の受講生をサポートする立場が多いと思うんですけれども、受講生同士のサポートという面についてはどうでしょう。
受講生同士がサポートしあってるっていうのはありますね。
—パソコンのスキルアップっていうグループチャットもありますよね。
そうですね。困ってたらサクッと答えてくださる方がいたり。
—他にも何か困っていることがあってチャットに投稿したら、誰かしら答えてくれますよね。的確なアドバイスを得られる。ここまでサポートっていうのもないんでしょうね。
ないと思います。
意欲さえあれば知識やスキルを持っていない人の方がICで伸びやすい
—費用対効果はどうですか?
どう考えても安いと思います。
起業に関しては、まだ成果が出ていないのでなんとも言えない部分もありますが、サポートの量だけ見ても安いですね。
それにICに関わっていることで得ている感覚は、箭内さんも日々の幸福感っておっしゃっていたと思うんですけど、そこで考えたら安すぎると思いますよ。
—日々の幸福感ですよね。不安に苛まれて、先が見えない中で努力しなきゃいけない、でも行動できないっていうのと比べると本当に雲泥の差ですね。
—黒井さんはスキルも高くノウハウもお持ちの方ですけれども、スキルもノウハウもないという人が入っても行動できると思いますか?
むしろ意欲があれば、ノウハウを持っていないまっさらな状態の方が積み重ねやすいんじゃないかと。
エンジンがある状態で正しい努力の方法が聞けるので。それに則って行動していけば、メンタルの改善にもなるでしょうし起業して成果を出すという形にしても積み重ねていけるので。
—そうですね、どんなに努力しても正しい方法でなければ結果が伴わないわけですから。正しい努力をしているかどうかがわかるっていうことですね、ICの中で行動していると。
また、受講生が諦めなければ箭内さんも諦めないというスタンスですよね。ちょっと間が空いても戻ってきてまたやりますと言えば対応してくれますからね。
勤めている方はどうしても時間的な制限があると思うので、その人のペースっていうのはありますよね。
それによって、置いてかれたっていう感覚も出てくるんですけれども、それに対してもグルコン(グループコンサル)で「こういう状態です」っていうこと自体を相談できるし。
—対応年齢については?
今ですと確か、20代前半から70代の方までいらっしゃるんですよね。
意欲と考える力があれば、極端な話いつでもいいのかなっていう感じはしますね。
—もしICに入ろうかどうしようか迷っている過去の自分に何か言うとしたら?
自分はICに入るのは即決だったので迷いもなかったですね。メンタル改善ができるっていうのが一番だったので。唯一不安があったとすれば、どういう方法でやるんだろうってことがイメージできなかったのはありますね。
今になって思い出すと、その方法がわからないままに入った気がするんですね(笑)。
ただ、説明会はもう、メンタル改善ができるという安心感があったので、入るつもりで説明会聞いてました。
—黒井さん、イベントの取りまとめやオフ会もたくさん出ていますが、ICの雰囲気ってどうですか?
なんていうんでしょうね、起業塾系のギラギラとも違いますし。同じ目的を持ってる人が集まっているっていうのもあるんでしょうけど、考え方や感覚が近い人が集まってるっていうのはすごく感じるんですね。
もちろんビジネスのジャンルはもちろん色々違いますし、そこへの考え方の違いっていうのもあるんでしょうけども。
話していてすごく楽に話せるんですよね。
それこそ日頃チャットワークではやりとりしてるけど初めて会う人と旅行してるっていう、自分でもわけわからない状況ですよね(笑)。
—福島と、沖縄も行ったんでしたっけ?何泊もして、なんの違和感もないって面白いですよね。
面白いですよね。
多分自分1人では沖縄とか行かないので。
旅行自体あまり興味がないので、ICメンバーに会うっていう理由で旅行に行くっていう。
それにICに入ってから妙にいじられるようになって(笑)
—結構いじられてますよね(笑)
なんでかなぁって自分でも思いますけどね(笑)
それも一つの成長って言っていいかもしれないと思いますけどね、新しい自分が出てきたと。
—確かに、新しい自分の側面が発見できる人もいらっしゃいますよね。
それだけお互いに素でいられるっていうのもあるんですよね。
—箭内さん自体が正直さとか誠実さっていうのをとても重視してますから、そういうのも大きいのかもしれないですよね。
ICの説明会は売り込みません
起業することを求めてコンサルを受けたりどこかの起業塾に入るのであれば、ICに入ってみてはいかがでしょうか。
とはいえ人によって合う合わないは感覚的なものもあると思うので、説明会で実際に話してみて自分の中の感覚的な部分でOKが出れば、合うってことなんじゃないんですかね。
—そうですね、説明会では売り込まれるわけじゃないですからね。自分に合うかどうかっていうので説明会を受けるのはおすすめですよね。